X線検査で何がわかるの?
咳が出る、痰が出る、胸が痛い、息苦しいなどの症状があるときに行なわれる検査です。
X線は人体を通り抜けますが、骨のように通り抜けにくいところがあるため、通り抜けたX線を画面に写すと濃淡ができ、体内の様子を知ることができます。
肺の病気の診断に非常に有用で、肺がん、肺結核、肺炎などでは、異常が白い影として映ります。気胸、肺気腫などは病気のあるところの空気が多くなるので、黒く映ります。
さらに、心臓や大血管も映るので、心臓弁膜症、拡張型心筋症や心筋梗塞など、心臓が拡大する病気が見つかるきっかけにもなります。また、心不全が悪化すると、肺水腫になったり、胸水が貯留したりすることもわかります。
当院では
腹部・胸部・骨折によるレントゲン撮影だけなく骨密度も測定可能ですので、加齢にともなう骨粗鬆症のご相談も常時受け付けております。
また、精密検査が必要と判断した場合には連携病院をご紹介しCT検査、MRI検査等をその場で予約してもらいます。後日、当院に結果が届き次第ご連絡し受診してもらいます。
診たい部位を的確に描写する画像処理機能付きモニターで画像を見ながら説明いたします。