心電図検査ってなに?
心臓の筋肉が全身に血液を循環させるために拡張と収縮を繰り返すとき、微弱な活動電流が発生します。その電気的な活動の様子をグラフの形に記録し、その乱れから病気の兆候を読み取ろうとするのが心電図検査です。心臓の疾患に関する検査の中では比較的簡単に行えるものであることから、病気発見の第一の手がかりとしてよく用いられます。
何が分かるの?
心臓がリズミカルに動いているかどうかがわかりますから、心臓のリズムが乱れる「不整脈」の診断には欠かせません。「心筋梗塞」や「狭心症発作」のときには、心臓の筋肉(心筋)の電気的活動にも異常が生じるので、心電図にも異常が出てきます。さらに、なんらかの心臓疾患のために心筋に障害が起きている場合も異常心電図が認められます。
※ホルター心電図も予約制ですが検査可能です。
ホルター心電図とは安静時狭心症のように負荷では再現できない症状については、夜中や明け方の状態も知ることができるように24時間心電図を記録します。
装置を当院で取り付けて自宅に帰ってもらい普段の生活で過ごしてもらいます。次の日に来院してもらって装置を取り外します。解析結果が出るまで約1週間かかります。結果が到着次第、お電話でご連絡して来院してもらい結果説明となります。